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B7を用いたウイルス感染症の治療モデルの研究

Research Project

Project/Area Number 06770334
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 内科学一般
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

杉山 弘高  東京大学, 医科学研究所, 助手 (70242112)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsウイルス感染症 / B7 / HIV / ヘパトーマ / T細胞
Research Abstract

ウイルス感染症の免疫学的なモデルを構築して、B7を用いてウイルス特異的なT細胞を附活し、感染細胞の除去にT細胞が果たす役割を探求することを目的とする。後天性免疫不全症候群とウイルス肝癌のモデル化を試みた。1。HIV:HIVの膜蛋白であるgp120のV3領域は抗原エピトープ部位であることがすでに知られている。この抗原エピトープの両端に、抗原提示の際に蛋白分解酵素により部分分解をうけるアミノ酸配列をとりつけた。これに相当するDNA塩基配列を合成し、サイトメガロウイルスプロモーターに連結した。このHIV抗原エピトープにベータガラクトシダーゼがキメラ蛋白として発現するように遺伝子組み換えを行った。
B7発現ベクターはB7のcDNAをASV-LTRを持ったpiLNベクターに組込んで作成した。マウスBalb3T3細胞にHIVエピトープ発現ベクターを組込んでHIVウイルスの擬似感染細胞とした。この細胞にB7遺伝子を導入した細胞をクローン化した。これらの擬似感染細胞をマウス個体に注入した場合に、B7の発現の有無がHIV特異的T細胞の附活にどのように影響するか検討している。また、近年遺伝子を直接利用する遺伝子ワクチンの有効性が報告されているので、Balb/cマウスの大腿筋にHIVエピトープ発現ベクターを直接注入して、免疫附活を試みた。ベータガラクトシダーゼの活性を測定することで発現を確認した後に、HIV特異的なT細胞が附活されるか検討を行っている。2。肝癌:ヒト肝炎ウイルスのx遺伝子を発現しているマウス肝癌細胞にB7遺伝子を導入して得られた癌細胞を同系のマウスに注入し、肝癌細胞特異的なT細胞の附活化について検討している。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] Hironobu Yanagie: "Establishment of a natural suppressor cell line derived from murine bone marrow in the presence of IL-3" Immunology and Cell Biology. 73(in press). (1995)

    • Related Report
      1994 Annual Research Report
  • [Publications] 島田馨: "ポケットエイズ診療マニュアル" 南江堂, 256 (1994)

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      1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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