• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

エンドセリン1遺伝子の発現調節:サイクロスポリンによる転写調節の変化について

Research Project

Project/Area Number 06770514
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Circulatory organs internal medicine
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

井口 信雄  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90232165)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsエンドセリン / サイクロスポリン
Research Abstract

ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)を培養し,これをサイクロスポリン(CSA)で刺激して、2,4,6,8,12時間後に細胞を採取した。内皮細胞よりAPCG法によりtotal RNAを抽出し、Human ET-1cDNAをprobeとしてnorthern hybridizationを行い、得られたET-1 mRNAのバンドを比較してET-1遺伝子発現の変化を検討した。しかし、これらの間にははっきりとした差はみとめられなかった。
次に牛頚動脈内皮細胞(BAEC)を用いて同様の実験を行ったが結果は同様であった。
以上のとおりサイクロスポリン(CSA)では期待されたような結果が得られなかったため、同様の免疫抑制剤であるFK-506を用いてBAECに対して同様の実験を行った。(FK-506はT細胞における作用機序がCSAと同様にカルシニューリンの酵素活性を阻害するものであることがしられている)
この結果、6時間後をpeakにET-1遺伝子発現がこう進していることがわかった。
現時点で得られている結果は以上のとおりであるが、今後は以下の実験を追加していく予定である。
1.サイクロスポリン(CSA)の濃度や溶解液を変えて同様の実験をくりかえし行う。
2.CSAないしFK-506を用いて、これらがET-1遺伝子のpromoter活性にどのように関わっているかを検討する。
すなわち、種々の長さのET-1promoterを結合したCAT plasmidをlipofectamineとincubateし、これをHUVECないしBAECに導入する。その後細胞をCSAないしFK-506で刺激してET-1promoter活性をCAT assayにて測定し、どのpromoter部位がresponsiveであるのかを同定する。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi