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骨髄単核球からの持続的パ-フュージョン培養法による幹細胞および前駆細胞の増殖

Research Project

Project/Area Number 06770560
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Pediatrics
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

赤在 あゆみ  岡山大学, 医学部・附属病院, 助手 (10231804)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords造血幹細胞 / 持続的パ-フュージョン培養
Research Abstract

造血幹細胞のin vitro増幅は、従来、静置培養で行われ、培養液の交換も1〜2回/週の頻度で施行されてきた。骨髄単核球を持続的パ-フ-ジョン培養装置を用いることで、骨髄幹細胞をin vitroで増幅させようと試みた。
増幅に用いる細胞は、骨髄単核球と骨髄単核球あるいはG-CSFを用いてmobilizeした末梢単核球からCD34陽性細胞を純化したものを用いた。骨髄単核球は14日間持続した増殖を認めた。吸着細胞、非吸着細胞およびその中間の細胞の三者に分けられた。総細胞数は、2週間で7〜8倍に増幅した。CFU-GMの増幅は15〜16倍で、LTC-ICは5〜6倍であった。
CD34細胞の純化には、細胞をビオチン化抗CD34抗体で標識し、陽性細胞をアビジン標識ビーズカラムを用いて回収する細胞精製カラム法を用いたが、CD34陽性細胞の回収率は1-10%と低値であった。CD34陽性細胞の増幅は、骨髄単核球の約10倍であったが、回収率から検討すると増幅された細胞の絶対数には差がなかった。回収率が低値であった原因としては凍結保存検体を使用したことで、析出したフィブリンによる細胞の損失の可能性もあると思われ、今後、回収率を向上させるための検体の調整が必要と思われた。また、造血幹細胞の増殖には種々のサイトカインの組み合せが必要であるが、持続的パ-フ-ジョン培養法に適した組み合せについてについても検討して行きたい。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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