先天性てんかんモデル脳におけるキノリン酸代謝関連酵素の遺伝子解析
Project/Area Number |
06770768
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Psychiatric science
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
横谷 昇 大阪市立大学, 医学部, 講師 (10244641)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | アミノカルボキシムコン酸セミアルデヒドデカルボキシラーゼ / てんかん |
Research Abstract |
1、3-ヒドロキシアンスラニル酸ジオキシナーゼ(3-HAO)およびアミノカルボキシムコン酸セミアルデヒドデカルボキシラーゼ(ACMSD)活性測定系の開発 それぞれの酵素の反応生成物がカルボン酸を有することに着目し、これを4-(Diazomethyl)-7-methoxycoumarinで標識し検出感度を上げた後、HPLCで分離し蛍光分光計で測定する方法を開発した。 2、ACMSDの精製 マウス100匹の肝臓より精製を試みた。DEAEセルロース、セファクリルS-200、ハイドロキシアパタイト、Qセファロースを、この順に用いてカラムクロマトグラフィーによる精製を試みた。この結果約10、000倍精製を達成したが、SDS-PAGEを行ったところ未だ10数本のバンドが認められた。そのため今後はさらに精製を進める予定である。 3、3-HAOおよびACMSDのcDNAクローニング 3-HAOについては、本年度中に他のグループよりヒト3-HAOのcDNAクローニングの報告がなされた。そこでこの塩基配列を参考にしてRT-PCR法にてマウス3-HAOのcDNAを分離しその構造を決定した。ACMSDについては今後タンパクの精製を行った後、着手する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)