• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

甲状腺のヨードポンプの蛋白の同定とcDNAのクローニング

Research Project

Project/Area Number 06770801
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 内分泌・代謝学
Research Institution山梨医科大学

Principal Investigator

斉藤 司  山梨医科大学, 医学部, 助手 (30205661)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords甲状腺 / ヨード / テトラハイドロキシピリジン
Research Abstract

新しい化合物(A1-6)(テトラハイドロキシピリジン誘導体)を6種類合成し、これらの甲状腺細胞へのヨード取り込み阻害効果を検討した。A1-6のIC_<50>はそれぞれ、15、8、30、40、100以上、100以上(μM)であることがわかった。
次に最も阻害効果の強いA-2の側鎖にアミノ基を付加し、このIC_<50>を検討したところ20μMであった。
Naとの拮抗作用をみるためにNa濃度、A2濃度を変化させると、Na濃度依存性にヨード取り込みが上昇し、A2はこれを濃度依存性に阻害した。Lineweaver-BurkプロットおよびDixonプロットにより、A2のKi(阻害定数)は20μMであり、A2はNaを拮抗阻害することが明かとなった。このことはA2がヨードポンプのNa結合部位に強く結合することを示している。
A2は今まで知られている阻害剤のなかで最もヨードポンプとの親和性が高いことがわかった。
次にA2のアミノ基を利用して^<125>Iで標識し、細胞表面と紫外線を用いて架橋し、これをSDSポリアクリルアミドゲルにて分離すると、分子量20万の部位に陽性の蛋白が同定できたが、非標識A2にて余り競合がかからなかった。以後の実験条件を変えて行なう必要がある。また、アフィニティーカラムを用いた方法も検討する必要がある。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi