Project/Area Number |
06770826
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
内分泌・代謝学
|
Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
瓜生 康平 産業医科大学, 医学部, 助手 (20183212)
|
Project Period (FY) |
1994
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
|
Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | メサンジウム細胞 / グルコーストランスポーター / IGF-1 / Insulin / 糖尿病 |
Research Abstract |
1.糖取り込みに対する影響 (1)高糖濃度で培養したmesangial cellでは糖取り込みは抑制されたが、mannitolによる高浸透圧下では糖取り込みは促進された。 (2)IGF-1は正常糖濃度および高糖濃度培養液で培養したmesangial cellの糖取り込みを促進したが、insulinは何ら影響を与えなかった。 2.Glucose transporter 1(GLUT1)蛋白、mRNA発現への影響 (1)高糖濃度ではGLUT1蛋白は不変、mRNAは軽度減少した。高浸透圧下では、GLUT1蛋白、mRNA発現共に増加した。 (2)IGF-1は正常糖濃度、高糖濃度のいずれの条件下でもGLUT1蛋白およびmRNA発現を増強した。しかしinsulinは影響を与えなかった。 3.上記1.,2.より以下のことが明かとなった。 (1)高糖濃度、高浸透圧は共にmesangial cellの糖輸送に影響するが、その機序は異なる。 (2)mesangial cellの糖輸送はIGF-1により調節されており、insulinの影響は受けない。
|