Project/Area Number |
06771174
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Institute for Developmental Research, Aichi Human Service Center |
Principal Investigator |
小野 芳裕 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 治療学部, 主任研究員 (70233591)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 骨形成因子 / 脚延長術 / 脛骨 |
Research Abstract |
1.家兎右脛骨にホフマン・ミニ創外固定器を装着し脚延長を施行した。固定性を高めるために、当初の計画どうり1羽につき2組の創外固定器を装着する必要があったが、2組用いたことにより延長が均一に行えないという問題が生じた。このため、3羽の家兎に上記の実験を施行した段階で、ホフマン・ミニ創外固定器以外の器具を用いて本実験を継続することとした。 2.価格面も考慮すると、既存の延長器には適当なものが見あたらなかったので、家兎脛骨における脚延長術のために、(1)安価で(2)生体への侵襲が少ない材料を用いて(3)固定性も良く(4)延長操作も煩雑でない、理想的な骨延長器の作成を行った。数回の改良により、チタン製で、4本のセルフタッピングにより脛骨に装着し、ネジの1回転により0.5mm延長し、全体で20mm延長することができる延長器を作成した。 3.臨床における脚延長術と同様に、作成した骨延長器を4本のピンを用いて脛骨近位内側に装着し、近位より2本目と3本目のピン間で骨切り術を施行した。1週間のwaiting period後、0.75mm/12hの割合で15mm延長した。この新しい骨延長器を、現在までに10羽の家兎に装着したが、半数に脛骨近位骨片の破損を生じた。これは、骨延長器の取り付け部位が近位であったこと、骨切り部をはさんでのピン間距離が短すぎたことに起因すると考えられたので、これらの点を改良してさらに本実験を継続する予定である。 4.なお当初の計画では、脛骨膝関節面より髄内性に細いプラスティックチューブを挿入して、そこから水溶性BMPを延長中に注入する予定であったが、延長中にチューブの先が延長中心からずれていくことがわかった。よってBMPはチューブを通じて投与するのではなく、延長終了後注射により直接延長中心に投与することとした。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)