Project/Area Number |
06771270
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Urology
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Research Institution | Shimane Medical University |
Principal Investigator |
横木 広幸 島根医科大学, 医学部, 助手 (70210606)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 腎細胞癌 / 膀胱癌 / FISH法 / フローサイトメトリー |
Research Abstract |
第7染色体特異的サテライトDNAプローブを用いたFISHを膀胱癌の新鮮標本よりのタッチスメア標本を用いて行った。初めに予定していた手技では明瞭なシグナルが得られず試薬、反応時間等の検討を加えた。その結果十分評価可能なシグナルが同定できた。その結果第7染色体のトリソミ-、ポリソミ-を示す症例が50%で認められgradeの上昇とともに出現頻度が増した。第17染色体のトリソミ-、ポリソミ-を示す症例は53%で認められgradeの上昇とともに出現頻度が増した。第7染色体と第17染色体の数的異常には相関が認められた。ホルマリン固定されたパラフィン包埋標本を用いての検討では現在までのところ良好なシグナルが得られず方法を検討中である。またトータル染色体プローブを用いたFISHは新鮮標本よりのタッチスメア標本でも良好なシグナルが得られず方法を検討中である。今後上記未解決の点の改良を行っていき転座がFISH法により判定可能か検討する予定である。
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