ヒトLH/CG受容体遺伝子の構造に関する研究 -特に調節領域の解析を中心に-
Project/Area Number |
06771336
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
房 正規 神戸大学, 医学部・附属病院, 助手 (40243315)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | LH / CG受容体 / 遺伝子構造 / 調節領域 |
Research Abstract |
ヒトLH/CG受容体(LH/CG-R)の、ゲノム遺伝子のクローニングを以下のように行った。 最初にラットおよびブタLH-Rに共通なsequenceのprimerを用いたPCR法にてヒト卵巣顆粒膜細胞cDNAよりヒトLH/CG-R cDNA断片を増幅した。これをprobeとして、λMG3 human genomic libraryより同遺伝子のcloningを行なった。陽性クローンを制限酵素消化しLH/CG-R cDNAをprobeとしてSouthern blot hybridizationで解析した。さらにそれぞれのexonを含んだ断片をpBSIIおよびM13にsubcloningした後、dideoxy法にてexon-intron境界および5´調節領域と考えられる部分の塩基配列を決定した。この方法で5´調節領域約5kbと全てのexonを含む複数のDNA断片が得られた。これらを解析したところヒトLH/CG-Rは11個のexonによって構成され、intronを含めた全体の大きさは、60kbを越えることが判明した。第1から第10exonは各々がLeucine Rich Repeatsをモチーフとするほぼ同一の大きさのユニットで構成され、7個の膜貫通部位は全て第11exonに存在した。各々のexon-intronの境界は、ラットLH-Rの報告と一致した。翻訳開始コドンの上流約1kbまでの塩基配列を決定したところ160bp上流にTRE類似配列が存在した。またcyclic AMP responsible element CRE.1が、328bp上流に、Spl CS2が119bp及び78bp上流に認められた。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)