Project/Area Number |
06771350
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
池田 万里郎 横浜市立大学, 医学部, 助手 (50254173)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | GnRH / 脱落膜 / 妊娠初期 |
Research Abstract |
1)PCRを行うため、ヒトGnRHcDNAおよびGnRH受容体cDNAの塩基配列をもとにそれぞれ1組ずつのプライマーを作成した。 2)ヒト妊娠初期絨毛組織、脱落膜組織よりのRNAの抽出 人工妊娠中絶術が施行され、患者の同意のもとに得られたヒト妊娠初期(妊娠6〜10週)の絨毛組織、脱落膜組織をドライアイス上で急速凍結させ、-70℃で保存。Chomczynskiらの方法により total RNAを抽出するため、これらの組織をポリトロンにてホモゲナイズし、酢酸ナトリウム、フェノールを加え9500回転20分間遠心分離した。上清にイソプロパノールを加え-20℃にて一晩放置後、同様に遠心分離して total RNAを得た。 3)RT-PCR 得られた total RNAの2μgをオリゴdTおよび逆転写酵素を用いてcDNAとした後、PCRを行う。PCR試薬キットを用いてサーマルサイクラ-上で94℃30秒、60℃1分、72℃1分のサイクルを30回〜60回行なった。PCR産物は2%アガロースゲルで電気泳動し、エチジウムブロマイドにて染色し、バンドの大きさを確認した。 結果 妊娠6-7週の脱落膜および絨毛組織で、RT-PCR法によりGnRH mRNAが検出された。今後さらにそのPCR産物をダイレクトシークエンス法により塩基配列を決定し、GnRHmRNAであることを確認する予定である。
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