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頭頸部癌の温熱感受性試験に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06771403
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Otorhinolaryngology
Research Institution福井医科大学

Principal Investigator

大坪 俊雄  福井医科大学, 医学部, 助手 (10223877)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords温熱感受性試験 / 頭頸部癌 / 細胞内ATP量 / コロニー法
Research Abstract

1.温熱処理後の細胞内ATP量の経時的変化についての検討
in vitroで継代されたヒト咽頭癌由来細胞(KBcell line)を、1x10^5個/Flask に調整し、恒温漕内で加熱した。温度設定は43℃1hrとし、温熱処理後の細胞内ATP量をルシフィラーゼを用いたバイオルミネッセンス法にて経時的に測定した。こうして得られたATP量による増殖曲線を、温熱未処理群それと比較することによりgrowth delay timeを求めたところ、温熱処理群は処理後12〜24hrで再増殖した。よって温熱処理による細胞致死効果の判定には、処理後24hr以降でのコントロールにたいする相対ATP量を測定すれば良いことが分かった。
2.コロニー法とATP法による細胞温熱感受性の比較検討
1)種々あの加熱温度による温熱感受性の比較検討
KB cellを用い、42,43,44℃加温に対する生存率をコロニー法と、また温熱処理によりコントロールに対して減少した相対的ATP量(温熱処理後24hrで測定)とをそれぞれプロットし温熱処理時間〜生存率曲線を描いたところ、両者は各温度処理に対して、良好に相関した。
種々の培養細胞株による温熱感受性の比較検討
IMC-3cell、KBcell、及びLcellの三つの培養細胞株を用いて、43℃加温に対する温熱感受性を検討したところ、全ての培養細胞株おいて、ATP法は、コロニー法による温熱感受性を良好に反映していた。以上よりATP法は温熱感受性の簡便かつ迅速な評価法として非常に有用であると思われた。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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