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角膜上酸素投与による虹彩新生血管の形成抑制

Research Project

Project/Area Number 06771476
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Ophthalmology
Research InstitutionAsahikawa Medical College

Principal Investigator

門 正則  旭川医科大学, 医学部, 助手 (90169532)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords新生血管 / 酸素分圧 / 前房 / 硝子体 / 硝子体切除術 / 虹彩
Research Abstract

角膜上酸素投与が、虹彩新生血管の退縮および予防に有効かを確認することを究極の目的として実験を行った。まず、昨年度の奨励研究(A)で、前房の酸素分圧を測定するためラットの水晶体襄外摘出を試みた。しかしながら、ラットのような小さい水晶体の摘出は困難であり、酸素分圧測定に支障を来した。そこで今年度は、まず、ラットの水晶体摘出を、硝子体手術装置を用いて試みた。しかしながら、やはり眼球が小さいため、手術施行が非常に困難であった。以上のことから、ラットを実験動物とすることを断念し、家兎を用いることとした。まず、正常家兎の眼内酸素分圧を測定した。前房の酸素分圧の平均は30mmHg、硝子体の酸素分圧の平均は23mmHgであった。これらの値は過去の報告と同様であった。次に、硝子体切除装置を用いて、家兎の水晶体切除ならびに硝子体切除を施行した。ラットと異なり、眼球が比較的大きいので、ほぼ問題なく手術を施行することができた。そのうえで、角膜上に、試作したゴ-グルをのせ、酸素を投与した。しかしながら、硝子体、前房ともに酸素投与前後で酸素分圧が不変であった。その理由として最初に試作したゴ-グルは大きすぎ、電極を眼内に挿入する際、密閉性が不良となり、角膜上の酸素分圧が十分あがらないことが考えられた。そこで、もっと小型化して密閉が良好な器具を作成し、酸素分圧の測定したところ、有水晶体眼で酸素投与後の前房の酸素分圧が増加し、硝子体の酸素分圧は不変であるという結果を得た。今後、これらの装置を用いて、無水晶体眼の角膜上酸素投与による前房及び硝子体の酸素分圧の変化を解析し、さらに、実験的虹彩新生血管における酸素分圧の変化、酸素投与の効果を確認したい。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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