Project/Area Number |
06771511
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Ophthalmology
|
Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
宮川 真一 熊本大学, 医学部, 助手 (10260738)
|
Project Period (FY) |
1994
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
|
Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | パッチクランプ法 / 細菌性プロテアーゼ / 角膜内皮細胞 |
Research Abstract |
(1)プロテアーゼインヒビターであるオボマクログロブリンのプロテアーゼ活性抑制作用を、市販のPseudomonas elastase,alkaline proteaseを用いて測定した。オボマクログロブリンはこれらのプロテアーゼ活性をほぼ100%抑制した。さらにおもしろいことに、好中球由来のcathepsin Gの活性は抑制しないが、elastaseの活性は有意に抑制した。 (3)現在、角膜内皮細胞、実質細胞、上皮細胞を培養しており、これらの培養細胞を用いてNystatin-perforated Patchclamp法を用いてイオンチャネルを解析中である。これらの結果を踏まえて、つぎの実験で上記の細菌性プロテアーゼによるイオンチャネルへの影響を解析することを計画中である。水晶体上皮細胞では、各種自立神経作動薬にてイオン濃度を変化させることがわかり、角膜の培養細胞での検討もあわせて行う予定である。
|