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歯周病関連菌のリボゾーム蛋白質の歯周疾患発症における意義

Research Project

Project/Area Number 06771672
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 病態科学系歯学(含放射線系歯学)
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

大原 直也  長崎大学, 歯学部, 助手 (70223930)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsリボゾーム蛋白質 / 遺伝子 / 歯周疾患関連菌
Research Abstract

歯周疾患関連菌のリボゾーム蛋白質を研究するにあたり、最初にリボゾーム蛋白質をコードしている遺伝子およびその遺伝子から推測されるアミノ酸配列について検討をおこなった。そのために、Porphyromonas gingivalisについてはそのゲノムDNAを4塩基対認識酵素で部分分解後、λファージを用いて遺伝子ライブラリーを作成した。Actinobacillus actinomycetemcomitansについては6塩基対認識酵素で完全分解ゲノムサザン法をおこなった。両者に対するプローブとして、既知のBacillus属あるいはMycobacterium属のリボゾーム蛋白質遺伝子を用いクローニングをおこなった。細菌のリボゾーム蛋白質遺伝子は一般にほとんどのものがオペロン構造をとっているが、これまでに得られた結果では各オペロン内での構造は、これまでに知られている他の菌のリボゾーム蛋白質遺伝子のオペロン構造と顕著に異なる点は見い出せなかった。
個々のリボゾーム蛋白質の一次構造は大腸菌のものに高い相同性を示し、両菌に特徴的な配列は今までには見い出さなかった。
ところが、A.actinomycetemcomitansについてはオペロン間に挿入配列様構造が新しく見い出された。この配列の挿入によりリボゾーム蛋白質遺伝子全体の発現調節に影響を与えていることが考えられる。この挿入配列様構造はA.actinomycetemcomitansでは今までに報告されていないものである。また菌株によりその存在の有無が異なるため、疫学への応用が期待される。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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