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グラスアイオノマーセメントによる再硬化象牙質の微細構造

Research Project

Project/Area Number 06771694
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

池田 考績  北海道大学, 歯学部, 助手 (90222885)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsグラスアイオノマーセメント / 再硬化象牙質
Research Abstract

本研究は、グラスアイオノマーセメントを用いることで得られる再硬化象牙質の結晶の大きさ、方向性、密度等をTEM観察により検討し、その微細構造を明らかにすることを目的とする。
まず、in vitroでの実験を行った。抜去直後の健全歯の象牙質面を露出し、1N乳酸に15時間浸漬した後、象牙質粉末によって生成したCa,Pを飽和液中に1時間浸漬する。これによって生じた軟化象牙質に対しグラスアイオノマーセメントを接触させ被検歯とし、グラスアイオノマーセメントを接触させない歯を対照歯として用いた。
TEM観察に先立って対照歯のSEM観察を行った。対照歯の表面は脱灰により象牙質の構造が失われているのが観察された。また、脱灰象牙質の断面のSEM観察により、深層になるにしたがって象牙質の構造が明瞭になっていくこと、歯によって脱灰の度合いがおおきく異なることが明らかになった。
グラスアイオノマーセメントを接触させた被検歯についてもSEM観察を行った。被検歯表面には微細な粒子が存在することが確認されたが、その密度は被検歯によって異なっていた。これは歯によって脱灰の程度が異なっていることに関係するのではないかと考えられる。
今後、脱灰の度合いが同程度の歯を選んでTEM観察を行い、結晶の大きさ、密度等につき検討を行っていく予定である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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