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光重合レジンのセルサイクルの変化による細胞毒性の評価

Research Project

Project/Area Number 06771739
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionIwate Medical University

Principal Investigator

川嶋 敏宏  岩手医科大学, 歯学部, 助手 (80204717)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords細胞毒性 / コンポジットレジン / フローサイトメリ- / セルサイクル / PI
Research Abstract

光重合型コンポジットレジン0.5gを異なる時間で光照射し,これを30mlのDMEM(10%NBS)に24時間浸漬した後,フィルターにて濾過滅菌した.この溶液の5mlを用いてMC840106細胞株10^6cell/mlの培養を行い,細胞毒性の評価として細胞増殖数およびフローサイトメトリーを用いたセルサイクルの解析を行なった.
その結果,短時間の光照射において急激に細胞毒性は失われ,光照射していない場合はほとんどの細胞が死滅することが分かった.DNA解析については細胞培養になんらかの問題があるためか,今回は傾向をまとめるまでにはいたらなかった.
問題点としては,コンポジットレジンの成分の何が影響しているのか不明であること,モノマーなど成分の濃度規定が不明確なこと,フィルターで濾過滅菌した事による影響が不明であることが考えられる.コンポジットレジンのγ線照射による殺菌を依頼するなどの工夫をしたがよい結果は得られなかった.さらに現在まで特別疑問を持たずに使用してきた細胞が,植え継ぎをする際の条件に大きく影響を受けている疑いが生じてきた.
またコンポジットレジンのベースレジンの種類によっても,毒性の評価が必要と考えられるので,培養液中の成分と濃度の規定を行い,細胞培養を行なう必要があると考えられた.そしてコンポジットレジンより象牙質に接するボンディング材の毒性評価をしたほうが良いのではないかと思われた.

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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