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Candida albicansのコロナイゼーションの解析(菌系と酵母の相互作用におけるペリクルの役割)

Research Project

Project/Area Number 06771819
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

二川 浩樹  広島大学, 歯学部, 助手 (10228140)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsCandida albicans / Co-adhesion / biofilrn / Salira / Sereim / fibronectin
Research Abstract

義歯表面に対する付着はデンチャープラークの形成の重要な第一段階であるため、これまで義歯性口内炎の原因菌であるCandida albicansの固体表面に対する付着機構を解析してきた。そしてこれらには従来より報告されている疎水的相互作用や静電的相互作用などの非特異的付着因子だけでなく唾液や浸出液によって形成されるデンチャーペリクルに対する特異的付着因子も関与していることを明らかにした。
加えて最近、このようなデンチャーペリクルによってC.albicansの重要な病原因子である菌糸の発育や材料への侵入が誘発され、これに伴いその定着が促進されることを電子顕微鏡による観察によって明らかにした。さらにこのような定着に際しては、従来より調べられている酵母-酵母間の凝集だけでなく菌糸に対する酵母の凝集が重要な1因子であることを観察している(未発表)。
したがって本研究では、C.albicansの菌糸と酵母の相互作用に関与する種々の因子についての検討を行った結果以下の知見を得た。
1.菌糸-酵母間の相互付着には、唾液・浸出液成分が強く関わっている。
2.免疫染色の結果、唾液タンパクのうちフィブロネクチンが関与している。また、コンカナバリンAで染色される物質(おそらく唾液ムチン)の関与も認められた。
3.免疫染色の結果、浸出液タンパクのうちフィブロネクチン、マンナン結合性タンパクが証明され、コンカナバリンAで染色される物質やプロテインAで染色される物質(おそらくIgG,IgM)の関与が示唆された。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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