Project/Area Number |
06771885
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
補綴理工系歯学
|
Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
宮田 英利 愛知学院大学, 歯学部, 助手 (80261022)
|
Project Period (FY) |
1994
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
|
Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1994: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
|
Keywords | 歯科インプラント / X線・CT検査 / 小型磁石 / 基準ステント |
Research Abstract |
歯科インプラント治療法は生体の侵襲を行うと云う意味では慎重かつ十分な顎骨の情報が要求される。しかし、術前診査に対しての診査法については、とくに基準となる指標、方法が示されていないと云える。 本研究は、上部構造に対して適正な部位に設定される下部構造埋入部位の診査基準を得るため、術前から術後にわたる診査法の重要なものとして下部構造周囲の経時的な追跡調査をX線・CT検査と骨塩量測定より1つの基準を得る目的で行った。 まず、下部構造埋入部位を確実に規定しなければならないので、そのためのステントについて検討した。ステントによる部位などを示す金属材料とその形状について検討した結果、X線.CT像に明確な像として有効なものがアルミチューブであったので、ステントにこれを用いて各診査を行うことにした。 症例は下顎前歯部に埋入する6症例と臼歯部に埋入する5例についてこのステントを用い、さらに術前診査時より埋入手術時に同一条件で使用しうるものを製作し、術後診査に至るまで同一の基準ステントを用いて診査することが可能である方法を開発した。このステントは現在最も確実に埋入部位、方向、位置を決定することが出来るものであり本研究に対して、また現在の歯科インプラント治療の術前診査に対して、価値あるものと考えている。これにより各段階でのX線・CT検査を行っているが、骨塩量測定については現在検討をすすめている。
|