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ヌクレアーゼ耐性を有する新規アンチセンスヌクレオチドの分子設計

Research Project

Project/Area Number 06772193
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 医薬分子機能学
Research InstitutionOsaka University of Pharmaceutical Sciences

Principal Investigator

浦田 秀仁  大阪薬科大学, 薬学部, 助手 (80211085)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsオリゴヌクレオチド / L-ヌクレオチド / アンチセンス
Research Abstract

1.D,L-ハイブリッドドデカヌクレオチド(3)のNMRによる構造解析
(3)の重水中でのDQF-COSY,NOESYスペクトルを測定し、その解析を行ったところ非天然型L-ヌクレオチド残基であるG4残基の糖部はstandardなS-型のコンホメーションをとっていたが、グリコシド結合まわりのコンホメーションはDNAとしては非常に稀なLow anti型をとっていることが明らかとなった。
2.D,L-ハイブリッドドデカヌクレオチドの二重らせん構造の熱力学的安定性
次に(1)〜(5)の二重鎖としての安定性を評価するためTm値の濃度依存性を調べ、van't Hoff plotにより熱力学的パラメータの算出を行ったところ、L-ヌクレオチドの導入によって二重鎖形成の自由エネルギー変化(ΔG^。)は概ね4Kcal/mol小さくなっていることがわかった(Table 1)。これは12残基中L-ヌクレオチドを5〜6残基導入すると二重鎖を形成できなくなることを意味しており、L-オリゴヌクレオチドがDNAと二重鎖を形成できないという報告とよく一致している。
3.新規アンチセンスヌクレオチドの設計
以上の結果から、L-ヌクレオシドをベースにした新規アンチセンス分子として、グリコシド結合まわりのコンホメーションをLow anti型に固定したヌクレオシドアナログ(図1,6〜9)が考えられる。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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