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骨粗鬆症マーカーとしての骨誘導蛋白の評価

Research Project

Project/Area Number 06772224
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Laboratory medicine
Research InstitutionKyoritsu University of Pharmacy

Principal Investigator

飯島 史朗  共立薬科大学, 薬学部, 助手 (30222798)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsBone Morphogenetic protein / osteoporosis
Research Abstract

現在、骨粗鬆症の治療には骨代謝回転を調べることにより治療方針が決定される。しかし、現在測定されている骨代謝マーカーでは、その決定が容易ではない。骨誘導蛋白は骨基質中に含まれ、未分化間葉系細胞を骨芽細胞に分化させる蛋白質である。この骨誘導蛋白血中濃度量を測定することにより、骨代謝回転が測定され、骨粗鬆症の診断に有用であると考えられる。本研究では、血液中にごく微量しか含まれない骨誘導蛋白質を測定するために、最適なEIA測定法を確立することを目的とした。
骨誘導蛋白には種差が殆ど無いことより仔牛大腿骨より骨基質蛋白を抽出し、この抽出物をアフニティークロマトグラフィー等により順次精製しEIA標準品を作成した。抗骨誘導蛋白モノクロナール抗体はハイブリドーマ細胞(3種)の培養上清より適時回収した。EIA測定に用いる補足抗体、標準抗体を決定するため、上記3種の抗体の組み合わせを検討した。またウエスタンブロッティング法を用いる抗体と反応する血清中白の分子量の検討を行った。
標準物質及び健常人血清中の抗骨誘導蛋白抗体と反応する蛋白の分子量を検討した結果、既に報告されている骨誘導蛋白質の分子量30kDaとほぼ一致するバンドが検出された。しかし、血清中の骨誘導蛋白質濃度を測定するため、各抗体を組み合わせて行ったEIA法では血清中の骨誘導蛋白質濃度はすべて感度以下となり測定できなっかた。ウエスタンブロッティング法では血清中の骨誘導蛋白が検出されるにもかかわらず、EIA法で測定できなかった原因として、現在所有している3種の抗体がすべてIgMであることより、各抗体間の立体障害により抗原抗体反応が妨げられたものと考えられる。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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