• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

ヒトにおける四足歩行とテンポに関する研究

Research Project

Project/Area Number 06780097
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

安倍 希美  北里大学, 教養部, 講師 (50222667)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords四足歩行 / テンポ / 同期
Research Abstract

今年度は5歳の幼児と成人各30名ずつに対して、60-160/msecの間における5種類のテンポを呈示し、四つ這いと高這いの二種類の四足歩行を行なわせ、四肢の運び順を指標としてテンポとの関係の解明を試みた。結果の概略は以下のとうりである。
幼児ではテンポを呈示することにより四肢の運び順に乱れが生じたが、その傾向は高這いより四つ這いのほうが大きかった。また四足歩行の最適テンポは四つ這いと高這いともに、幼児の精神テンポといわれる120/msecあたりであった。
成人でもテンポを呈示することにより四肢の運び順に乱れが生じたが、四つ這いではテンポが遅くなるほどに、そして高這いではテンポが速くなるほどに運び順の乱れが大きくなった。また四足歩行の最適テンポは、四つ這いでは160/msec、高這いでは80/msecあたりであった。
テンポをとるタイミングは幼児と成人ともに接地であった。そして離地にてその調整を行うのではないかと考えられた。
テンポどりは上肢より下肢が優位に働くと考えられたが、ここでは明確な結論は得られなかった。今後は接地における四肢の運び順を重視して、この点の解明を今後の課題としたい。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 安倍希美: "ヒトにおける四足歩行とテンポに関する研究" 発育発達研究. 23. (1995)

    • Related Report
      1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi