Project/Area Number |
06780118
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
体育学
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Research Institution | Kobe Women's Junior College |
Principal Investigator |
奥野 直 神戸女子短期大学, 家政科, 助教授 (90249483)
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Project Period (FY) |
1994 – 1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 運動トレーニング / 血液量 / 脱水 / 塩分摂取 |
Research Abstract |
平成7年1月17日、阪神・淡路大震災による研究の現況と今後の研究計画をまとめて研究実績の概要に代えて報告致します。 研究施設については、震災後、電気は約1日、ガスにおいては約1か月、上下水道においては3月上旬まで使用が不可能であった。これらにより実験動物の飼育管理が不可能な状況であった。また、研究設備は実験用のシステムがほぼ全壊し、機器の修理と調整を行っている状態である。 本研究では、運動トレーニングの血液量および血液組成の変化ならびにこれらの変化がSalt Appetiteに及ぼす影響について検討し、運動トレーニングの程度による、より効果的な水分補給法の基礎知識を与えるものである。実験にはラットにトレッドミルによる運動トレーニングを負荷し、血液量および血液組成の変化をみるとともに、温熱脱水後の回復課程において水と食塩水を自由選択させ、水分と塩分の代謝ならびにSalt Appetiteに及ぼす運動トレーニングの影響について検討を加えるものであった。実験の現況については実験システムが整った後、昨年11月末よりトレッドミルによるラットの運動トレーニングを行い、時速900mで走行可能な状況であった。実験計画では1月中旬以降に温熱脱水後の飲水実験を行うものであったためデータの収集を行うことができなかった。 今後の実験計画としては、5月上旬、研究施設および設備の使用確認をした後、研究計画に従って再実験を行う予定である。
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