Project/Area Number |
06780177
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Kanazawa Technical College |
Principal Investigator |
竹俣 一也 金沢工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (50167491)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 人工衛星 / リモートセンシング / 環境教育 / CAI / 環境問題 |
Research Abstract |
本研究は、人口衛星によるリモートセンシング・データを環境教育用のCAI教材に使用する場合、どういった活用法があるか、教育現場でどのような機能が必要かを、教材作成を通して検討することである。 現在、リモートセンシング・データを教育現場で用いている例は少ない。これは、現場の教師にとってリモートセンシングデータの取扱いが負担となるためである。また、時系列でリモートセンシング・データを比較する場合、複数シーンデータの保存容量の問題などもデータを取り扱う上で重要である。これらの点を踏まえて、本研究は以下の研究実施計画で遂行される。 (1)リモートセンシング画像データの圧縮処理 (2)環境問題のためのCAI教材の開発 今年度は、上記の研究計画の(1)について実施した。リモートセンシング・データはデータに含まれるノイズにも貴重な情報が存在するため、できる限り劣化させないように圧縮する必要がある。劣化と圧縮率はトレードオフの問題であるが、これを解決するための圧縮法を開発した。リモートセンシング・データの多波長観測特性に着目した方法であり、CAI教材に複数シーンのリモートセンシング・データを取り込む場合、有効な方法となる感触を掴んだ。
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