• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

地理情報システムにおける視覚的表現法の有効性評価に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06780371
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 社会システム工学
Research InstitutionTama University

Principal Investigator

中村 有一  多摩大学, 経営情報学部, 助教授 (00180406)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords地理情報システム / 地図 / 情報密度 / 錯覚 / プレゼンテーション / ヒューマン・インターフェース / インタラクティブ・システム
Research Abstract

地理情報システム(GIS)における視覚的な表現法は、従来の地図による表現の延長線上にあり、コンピュータを使うことによる利点が充分には生かされていない。1つには人間の認識能力を越える情報量により、かえって本質的な情報が見落とされるという問題がある。この点については情報密度という視点から考察を行った。具体的には表示装置の解像度、画面の大きさ、色数、パターンの識別性などの点から基礎的な検討を行った。次に地下鉄の路線図のように無駄な情報を捨てて抽象化することによる効果について考察を行った。また画面の複雑度という概念を考え、地域の数や分類のカテゴリーの数など、どの程度までストレスなく識別できるかなどの点を検討した。一方、実用的な側面では、地理的情報の表現方法を系統的に分類整理することからはじめ、基礎的な視覚表現についてはその有効性を検証した。たとえばある量を地図上に表現するにはどのような方法が直感とよく一致しているか、また錯覚を起こしやすいのはどのような方法かといった視点である。錯覚を計量的にはかる方法についても検討を行った。
この研究では、システム自体の機能を追求するのではなく、システムと人間との相互作用を通して、GISにおける視覚的表現法の有効性を評価することが目的であった。このインタラクティブ・システムやシステムの操作性など、ヒューマン・インターフェースの分野については、まだ十分な検討が行えていない。この点を次の研究段階として位置づけ、さらにその応用として、地図を使ったプレゼンテ-シヨン法の開発、グループウェアやCSCWなどのコンピュータ・ネットワークを利用したグループ・ワークへの応用などの分野に成果を生かして行きたい。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi