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線虫C.elegansの神経回路の形成に異常を示す突然変異体の探索

Research Project

Project/Area Number 06780567
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Molecular biology
Research InstitutionNational Institute of Genetics

Principal Investigator

石原 健  国立遺伝学研究所, 遺伝情報研究センター, 助手 (10249948)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords線虫 / C.elegans / 発生 / 神経回路
Research Abstract

線虫C.エレガンスは、雌雄同体の302個の神経からなる全回路構造が明らかにされており、神経回路形成機構研究のモデル動物として有用である。本研究は、分化マーカー用いて行動異常や致死を示す変異株の神経回路の形態を解析し、C.エレガンスの神経回路の形成機構を明らかにすることを目指している。
1.プロモータートラップ法による神経特異的なマーカーの作製
昨年までにプロモータートラップ法により作製した神経細胞特異的なマーカーの他に、線虫のゲノムプロジェクトにより得られた塩基配列より推定された神経特異的と考えられる遺伝子のプロモーター領域を利用して、新たに4種類の神経細胞特異的なマーカーを作製した。また、これらのプロモーターを用いて、クラゲの蛍光タンパク質GFPに核移行シグナルや軸索輸送のシグナルを融合させたものを発現させることによって、生きたまま、細胞核の位置や軸索の形態を観察できるようにした。これまでに得られたマーカーには、すべての神経で発現するもの、ドーパミン作動性神経のみで発現するもの、一対の感覚神経のみで発現するものなどがある。
2.神経系に異常を持つ突然変異体の探索
上記の様にして作製したマーカーを用いて、神経系に異常を示す変異体の分離を試みている。これまでに、その後部神経節の神経細胞が少ないものや、核の位置が異常なものなどを単離し解析を進めている。今後は、軸索の形態を指標にして変異体を単離することを計画している。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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