西・南日本民俗文化における社会的性格-ことわざによる実証研究
Project/Area Number |
06801039
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
文化人類学(含民族学・民俗学)
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
穴田 義孝 明治大学, 政治経済学部, 教授 (00101387)
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Project Period (FY) |
1994 – 1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1995: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1994: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 社会的性格 / ことわざ / 地域性と普遍性 / 社会的態度 / 社会観 / 人間関係 / 自然観 / インタヴュー法 / 共通感覚 / 習俗規範 / 地域性 / 集合的分析 |
Research Abstract |
九州を縦断的に調査し、各地の地域性に留意しながら、社会的性格の普遍性を抽出すべく研究をすすめてきた。 また,そうした全体的マクロな視点の分析だけでなく,特定地域をインテンシィブに調査し,モノグラフを再構成することも実施している.その特定地域が佐賀県東松浦郡厳木町天川(きゅうらぎちょうあまかわ)である. この天川において、民俗誌的モノグラフを完成すべくフィールド・ワークを実施するとともに,当該地独特のことわざを蒐集した.ことわざ蒐集は,あらかじめ予備調査で得たデータ(ことわざ)を分類,提示し,さらに新たなことわざはないかをインタヴューによって聞き出す方法をとった. その分類とは,社会的性格の構成要素ともいえる(1)社会的態度に関することわざ,(2)社会(世間)観に関することわざ,(3)人間関係に関することわざ、(4)自然観に関することわざ,(5)その他,である.(1)から(4)までのそれぞれの本質が分析できれば、社会的性格の貢髄を抽出できると考える。 さらに、四国の高松から徳島の間の三ヶ所の地域を調査し,ことわざを蒐集した.各県立図書館にて「県誌」「町村誌」さらに老人会編纂の「ことわざ集」を見出し,調査地で当該地独特のことわざをインタヴュー法により蒐集した. 西・南日本民俗文化圏は,九周・四国だけではないが,それぞれの地域性と普遍性を帰納的に分析することに着手したい.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)