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信仰の受容と信者組織に関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 06851033
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 社会学(含社会福祉関係)
Research InstitutionKyoto Koka Women's University

Principal Investigator

川端 亮  光華女子大学, 文学部, 講師 (00214677)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords真如苑 / ネットワーク / 信仰の受容 / 言葉 / 内容分析
Research Abstract

本研究は、真如苑という教団の信者組織を対象として、信仰の受容過程を実証的に研究することを目的とした。まず、真如苑総本部において、信者組織について聞き取り調査を行ない、ついで、そのリーダーや様々な面で活躍している信者にインタビュー調査を繰り返した。その結果、信者組織や年齢別組織などのそれぞれの部門が、信仰を広め、深めるのに様々なネットワークをきっかけに用いていることと、数多くの言葉の学習によって、信仰を深めていることが明らかになった。信者組織の中におけるネットワークに関しては、質問紙を用いた調査を計画を、質問文を検討するためのプリテストを行ない、コーディング後、データ入力し、集計した。その結果、不適切な質問文のいくつかを修正した。また、信仰を深める上での言葉の問題については、教団の機関誌を教祖の死の前後5年づつを文字のまま入力した。そしてそこに出現する単語を検索し、分析した。その結果、機関誌で使われる言葉に変化があることを見いだした。教祖を示す言葉は、平成元年以前の生前が多いのはもちろんのこと、死後も約2年間は高い割合で出現する。しかし平成3年頃から出現頻度は減少する。教祖の後継者を指し示す言葉は、昭和の間はほとんど出現しないが、教祖の死後直後から数十回の単位で、出現するようになる。また、平成3年からの、教祖の遺言に基づく新体制発足時には、後継者を指し示す言葉が特に多く出現する。また、後継者や新しい体制を指し示す、新しい言葉が短期間の間に繰り返し出現する。このような教団側の教えに対応して、信者が使う言葉も変化している。これは単語としては、教団の機関誌の変化に即座に対応して出現するが、その単語に係る修飾語をも伴った形で使われるようになるのは、1年程度の期間を要するようである。以上のような教団側から信者への変化の伝わり方を分析結果としてわかりやすく示す方法を考え、発表して行きたい。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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