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農村社会の国際化と地域生涯学習の現代的課題

Research Project

Project/Area Number 06851036
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Educaion
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

相庭 和彦  新潟大学, 教育学部, 助教授 (00222464)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords農村社会 / 生涯学習 / 国際化
Research Abstract

戦前・戦後を通して、わが国の農村社会において人々が一貫して直面してきた地域課題は、急激な都市化を背景に混迷する農村経済の再建とそのための人材育成であった。現在も進行しつつある過疎化と国際化の波は、農村社会にいままで以上にきびしい課題を突きつけつつある。本研究は、これらの現状が地域社会における人材育成に如何なる影響を与えつつあるのかを解明するための基礎研究である。
本年度は特に、農村過疎地域の生涯学習推進体制の実態調査(堀之内町・川西町)を中心に進めるとともに、他県(長崎県・山形県)との比較のための資料収集をおこなった。また、地域社会の国際化という課題を如何にとらえていくという場合、その理論的整理は不可欠な基礎作業となるため、本年度は、地域社会学・移民労働者・国際化問題関係文献を収集し、そこでの理論の整理を行った。特にこの作業をとおして、わが国における国際化の問題の特質とそれにともなう人権感覚のあり方を検討した。
国際化という場合一般に、資本の国際的集中にともなう高度な都市化、産業化が国際的な労働力移動・集中を引き起こし、それにともない諸文化摩擦を起こすとされている。しかし、農村社会の現実に即してこの点を深めていくと、必ずしも講とは言い切ることはできない点を、本研究では検証した。
また、国際化が農村社会に影響しつつあるなかで、生涯学習時代に適応した生涯学習体制を整備していく上で、特に重点を置いていかなければならない地域課題とはなにかについて、検討していくための資料収集をおこなった。
以上の調査研究をもとに、仮説を提起すべきことが今後の課題となろう。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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