Project/Area Number |
06855047
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計測・制御工学
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Research Institution | Kitami Institute of Technology |
Principal Investigator |
鈴木 正清 北見工業大学, 工学部, 助教授 (60192621)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 遅延同調ニューロン / FM-FM野 / 距離識別 / 重心 / 信号数検出 / 方位推定 / MDL / 最大尤度法 |
Research Abstract |
本研究の目的は、空間情報を抽出する並列分散型の信号処理手法を構築することであり、このために標的距離に同調したコウモリのFM-FMニューロンのモデル化、および方位情報の抽出、信号数検出のためのための効率的なアルゴリズムの開発を行なった。 1.標的距離に同調したFM-FMニューロンは、FM-FM野に規則的に配列されている。FM-FM野では、一つの距離情報が皮質上に広がりをもって表示されることになる。この状態を計算機上でシミュレートし、FM-FM野から導かれ得る距離情報抽出の精度をFM-FM野の応答の中心によって見積もった。反応の中心は、ニューロンの応答を重量と見なした時の重心の位置で定めた。その結果、対象となるこだま遅延全体に対し、極めて高い距離識別精度が達成された。このことから、領域内のニューロンの応答全体を情報識別に貢献させる事によって、鋭い識別が達成されることが分かった。特に、限られた範囲の標的距離において鋭い識別を与える重み付き総和と比較すれば、重心の位置の方がより現実的であると考えられる。 2.波動を用いた空間情報の抽出法として、信号数および入射方位を同定することは、レーダ、ソナー、地震学、電波天文学、などで古くから重要な問題である。MDL基準に基づく信号数検出法および最大尤度方位推定法は、精度・分解能が高く、完全反射によって生ずるコヒーレントな信号にも適用可能である。しかしながら、多変数の非線形最適化の必要から、一般に膨大な計算を必要とする。本研究では、等間隔直線アレイの場合について、信号数検出法および方位推定法のための高い計算効率を有するアルゴリズムを開発した。 現在、単一ニューロンに時間域応答を組み込んで、FM-FMニューロンの遅延同調特性の発現機構をモデルしている。信号数検出、方位推定のための並列分散型処理機構の開発は今後の課題である。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)