Project/Area Number |
06855059
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Geotechnical engineering
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Research Institution | Kagoshima National College of Technology |
Principal Investigator |
前野 祐二 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 講師 (20190316)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1994: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 液状化強度 / 焼却灰 / 石灰 / セメント / 一軸圧縮試験 |
Research Abstract |
廃棄物で埋め立てられた地盤の液状化強度特性を昨年度からの実験でで求めることができた。その結果、焼却灰の液状化強度は他の砂(同じ粒土分布を有するもの)と比較すると大きな値を示すことが明らかになった。すなわち、地盤振動により廃棄物埋立地は必ずしも安全とは言えないことが明らかになった。そこで、この焼却灰に石灰・セメントを添加して、強度増加と有害物質の浸出防止を図った。焼却灰に石灰・セメントを添加して、突固めによる供試体を作成して、この供試体で一軸圧縮試験、CBR等の強度試験を行った。その結果、セメント添加量と強度増加、石灰添加量と強度増加の関係を求めることができた。また、石灰・セメントの添加は焼却灰から有害物質が排出量を少なくすることが明らかになった。さらに焼却灰に様々の廃棄物を混入された試料に石灰・セメントを添加して強度増加を図る必要があるだろう。 これらの成果により地盤振動が廃棄物埋立地に与える影響を少なくすることが可能なことが明らかになった。 更にこれらの研究を進め、廃棄物を有益な埋立材、路盤材料として活用できる方法を探る予定である
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