Project/Area Number |
06855097
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
工業物理化学
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
河合 牝 大阪大学, 工学部, 助手 (40221197)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | フォトクロミック色素 / アモルファス / 電気化学 / 異性化 / 連鎖反応 |
Research Abstract |
フォトクロミック色素の一種で、安定性光応答性に優れたジシアノトリメチルチエニルエテン(CMTE)をとりあげ、その電気化学特性・光学特性を調べた。CMTEの電気化学応答はその光異性化にともない大きく変化し、D型異性体の酸化電位はC型異性体に比較して0.6V程度高いことが明らかになった。すなわちCMTEの電気化学挙動は明らかな光記憶性を有している。C型の異性体を電気化学的に酸化するとO型に異性化する現象を見い出した。さらに、その電流効率は600%にも達する異常を見い出した。この特異な現象が、C型異性体カチオンラジカルが異性化して生じるO型異性体のカチオンラジカル種が酸化剤として作用し、中性のC型異性体分子を酸化する連鎖反応によるものであることを明らかにし、その反応速度定数を明らかにした。 また、CMTEが安定なアモルファス固体相を形成することを見い出し、その光・電子物成における光記憶性の一端を解明した。
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