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プロトプラスト培養を利用したカキの形質転換体作出に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 06856005
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 園芸・造園学
Research InstitutionKinki University

Principal Investigator

田村 美穂子  近畿大学, 生物理工学部, 助手 (40258059)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1994: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywordsエレクトロポレーション / カキ / 形質転換 / トランジェントアッセイ
Research Abstract

カキの形質転換体の作出方法としてエレクトロポレーションによる直接遺伝子導入法を用いた.供試材料には‘次郎'のカルスより単離したプロトプラストを用い,レ-ポーター遺伝子としてGUS遺伝子を導入した.この際,遺伝子導入の最適条件をエレクトロポレーション24時間後の一過性発現を調査するトランジェントアッセイにより検討した.
検討項目としてプロトプラスト懸濁液中の塩化カルシウム濃度,プラスミド添加濃度,印加電圧,キャパシタンス,及びエレクトロポレーション前の温度処理効果を調査し,それぞれ最適条件を得ると同時に至適タイムコンスタントが明らかになった.またトランジェントアッセイと同時にエレクトロポレーション直後の細胞生存率をFDA染色によって調べ,GUS活性に生存率を加味することでカキにおける遺伝子導入の最適条件を決定することができた.
この条件で処理したプロトプラストをアガロースビーズ培養した場合,無処理区に比べ生育が著しく劣ったため,ナ-ス培養(無処理区のアガロースブロックを使用)を試み,良好な結果が得られている.
今後これらの培養を続け,形質転換カルスを選抜し,植物体再生を試みる予定である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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