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家禽の産卵機能との関連における下垂体前葉黄体形成ホルモン遺伝子の発現機構

Research Project

Project/Area Number 06856034
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Applied animal science
Research InstitutionTokyo University of Agriculture

Principal Investigator

桑山 岳人  東京農業大学, 農学部, 助手 (40215124)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1994: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywordsニワトリ / 就巣性 / 育雛 / 黄体形成ホルモン / コルチコステロン
Research Abstract

1.育雛開始7日目に母鶏から雛を隔離し、隔離前後の母鶏の血漿中LH濃度を比較した。その結果、雛の隔離翌日には血漿中LH濃度は隔離前に比べ高い値を示した。
2.絶食・絶水処置によりニワトリを人為的に休産させ、その後給餌・給水を再開させ産卵再開始までの血漿中LH濃度を測定した。その結果、給餌・給水を再開した時点では血漿中LH濃度は低い値を示していたが給餌・給水再開4日目より上昇し、給餌・給水再開10日目前後で産卵を再開始した。しかしながら、血漿中LH濃度の上昇の時期は1.と比較すると3日程遅かった。従って、1.と2.では下垂体前葉におけるLHの合成・分泌機構に違いがあるものと考えられた。
3.雛の存在が母鶏のストレス要因として卵巣機能の回復を抑制するか否か検討するため、母鶏のストレスの指標として血漿中コルチコステロン濃度を測定した。その結果、母鶏の血漿中コルチコステロン濃度は雛を与えた数日のみ高い値を示したが、その後低下した。このことより雛の存在は、育雛初期の段階では母鶏に対してストレス要因として働くものの、その後母鶏はその存在をストレッサーとは感じなくなるものと考えられた。従って、雛の存在が母鶏の卵巣機能回復に対して抑制的に働くのはストレッサーとしてではなく他の要因が働いているものと考えられた。15EA04:1.2.に関しては、当初計画では、LHmRNAの遺伝子発現について検討する予定であったが、材料は全て下垂体の採取を必要とするため本年度は、サンプル採取継続中にとどまった。特に1.のサンプルに関しては就巣性を有するニワトリを使用するため材料確保も今後の課題と言える。今後は、特に雛の存在が母鶏の視覚・聴覚・触角のどの系を介してLHの分泌を抑制するのか検討していく予定である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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