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副甲状腺ホルモン様プロテイン(PTHrP)mRNAの歯髄における発現に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06857144
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Functional basic dentistry
Research InstitutionTokyo Dental College

Principal Investigator

本郷 貴士  東京歯科大学, 歯学部・解剖学講座, 助教授 (00209313)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords副甲状腺ホルモン様プロテイン / 歯髄 / 歯牙形成 / 歯牙萠出
Research Abstract

歯科領域では歯牙硬組織の形成機序について様々な見解があるが、この際に関与するホルモンについての報告は非常に少ない。副甲状腺ホルモン様プロテイン(PTHrP)はCaの動態に関与することが知られており、PTHrPは歯牙の形成、骨の形成、吸収にも関与している可能性がある。そこで歯牙の形成、萠出に伴うPTHrPの遺伝子発現の検索を目的として本研究を行った。
ラットは開放根をもち、常に歯牙の形成、萠出が起こっている。そこでオスのSD系ラットを実験動物とし、麻酔下で上・下顎の切歯を歯頸部まで削合し、非接触状態とする。その後、歯牙の再萠出中、再咬合時、とグループ化し、経時的に歯牙を抜歯して、その歯髄を摘出する。さらにその歯髄を根端側と切端側に分け、各々の歯髄からtotal RNAをCsCl法により抽出し、^<32>PによりラベルされたPTHrPプローブを用いてNorthern blot analysisを行った。
この結果、正常ラット歯髄においても低レベルながらPTHrPのmRNAが発現していることが観察された。また、歯牙の削合後、1週間に渡り、PTHrP mRNAのレベルが次第に上昇し、その後下降することが示された。このことから、PTHrPは歯牙の形成、萠出に関連してその遺伝子の発現が起こっており、歯牙の形勢、石灰化、あるいは歯牙の萠出に伴う周囲組織のproliferation等にPTHrPが少なからず関与していることが示唆された。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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