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歯科領域における新しい血糖値測定法に関する基礎的および臨床的研究

Research Project

Project/Area Number 06857158
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Surgical dentistry
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

山口 秀紀  日本大学, 松戸歯学部・講師(専任扱い) (50220273)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords血糖値 / 歯周ポケット / 静脈血酸素分圧 / 静脈血液pH
Research Abstract

1.基礎的研究
1)pHの変化と血糖値について
pH7.4に対してpH6.4、6.9、7.9およびpH8.6はいずれもグルコース無添加群および添加群の血糖値はpHの上昇にともない血糖値は高値を示し有意の差を認めた(p<0.01)
2)静脈血酸素分圧の変化と血糖値について
静脈血酸素分圧mmHgにおいて、Pp_vo_222.7mmHgと41.8mmHg(P<0.05)、32.6mmHgと54.1mmHgおよび41.8mmHgと54.1mmHgとの間において血糖測定値に有意の差が認められた(P<0.01)。
3)吸入酸素濃度の変化と血糖値について
空気吸収下静脈血糖値は97.7±14.6mg/dl、酸素吸入下静脈血糖値は93.3±14.3mg/dlで有意の差は認められなかった。
2.臨床研究
1)歯周ポケット血糖値と静脈血糖値との関係
歯周ポケット血糖値と静脈血糖値とはY=0.97x-0.26(r=0.99)で良好な相関が得られた。
2)歯周ポケットpHと血糖値について
歯周ポケットpHは7.15〜8.29の間に分布し平均7.53および静脈血7.35〜7.43の間に分布し平均7.40であった。また、歯周ポケットpHと静脈血pHとの間に有意な差は認められなかった。
3)歯周ポケットpHと歯周ポケット-静脈血糖値の変化について
歯周ポケット-静脈血糖値は3.5±6.7mg/dl(-10〜+17mg/dlの間に分布)であった。歯周ポケットpHの違いによる歯周ポケット-静脈血糖値との間に明らかな関係は認められなかった。
以上より、歯周ポケットからの血液は血糖値測定用として使用できるものと思われた。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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