Project/Area Number |
07202210
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
内山 博之 鹿児島大学, 工学部, 助教授 (70223576)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 視覚的注意 / 網膜 / 脳 / 向網膜系 / 視覚探索 |
Research Abstract |
視覚探索の心理学的な研究は盛んになされ,様々な特性が明らかになっている.しかし,その神経機構は現在まで解明されていない.鳥類では網膜への遠心性投射系(向網膜系)が発達している.現在まで報告者らが明らかにした解剖学的,生理学的知見(文献参照)をもとにすると,鳥類の向網膜系は並列でしかも独立した約1万個のモジュールで構成されていると見做すことができる.一つのモジュールは,視野のある限局した部位を調節する.仮に活発に活動しているモジュールが順に移動していくと仮定すると,網膜の出力(神経節細胞の活動)を局所的に且つ一時的に増強し,しかも増強する部位を移動させることができる.仮に向網膜系が「注意の向かう」対象のある位置に相当する網膜の部位の出力を増強するとしたら,Treismanらによって提唱された「注意のスポットライト」のモデルを実現する神経機構といえる. 今年度は昨年度から継続していた視覚刺激システムの構築を完成させた.このシステムを用いて電気生理学的測定を開始した.視覚刺激システムはパーソナルコンピュータ(IBMPS/V Master;昨年度購入)で制御される.刺激画像はコンピュータにインストールした画像合成ボード(Cambridge Research System社製VSG2/3;昨年度購入)とソフトウェアによって合成し,モニター(Sony GDM-17SEIT;今年度購入)に提示する.このようにして合成した視覚刺激に対する向網膜ニューロンの反応を,通常の生体電気記録装置で記録した.現在までに得られたデータを元に向網膜ニューロンの反応特性の解析を進めている.
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)