Project/Area Number |
07204208
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
岡田 光弘 慶応義塾大学, 文学部, 助教授 (30224025)
|
Project Period (FY) |
1994 – 1997
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
|
Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
|
Keywords | 論理的意味論 / 高階論理 / モンターギュ意味論 / 可能世界意味論 / 格文法 |
Research Abstract |
法律文の論理表現に必要な新しい論理体系Predicate-Refe-rential Logicを定式化し、その論理的性質を明かにするとともに、このホーン節部分体系を定義して、法律文がその部分体系の中でどのように表現できるかを示した。特に、国際売買法の具体的法律文を用いて、これまでの伝統的論理学の枠組では自然な知識表現ができなかったものが、我々の新しい論理的枠組の中で可能となることが示された。我々の体系の論理的意味論に関する完全性も確立された。この完全性定理を利用して、我々の論理体系の上での法律表現に対する論理的意味分析システムを構築した。この意味分析システムには、昨年度までの研究成果であるモンターギュ意味論及び格文法理論、可能世界意味論が用いられた。
|