Project/Area Number |
07206107
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
原 暉之 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (90086231)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宇山 智彦 北海道大学, スラブ研究センター, 助教授 (40281852)
篠原 琢 東京外国語大学, 外国語学部, 講師 (20251564)
豊川 浩一 明治大学, 文学部, 助教授 (30172208)
西山 克典 静岡県立大学, 国際関係学部, 助教授 (00133687)
柴 宜弘 (柴 宣弘) 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50187390)
|
Project Period (FY) |
1995 – 1997
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
|
Budget Amount *help |
¥14,200,000 (Direct Cost: ¥14,200,000)
Fiscal Year 1997: ¥4,900,000 (Direct Cost: ¥4,900,000)
Fiscal Year 1996: ¥4,300,000 (Direct Cost: ¥4,300,000)
Fiscal Year 1995: ¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
|
Keywords | 地域概念 / 地域統合 / ロシア極東 / バルカン / ヴオルガ流域 / ウラル / 中欧 / カザフスタン / 地域意識 / ヴォルガ流域 / ウラル地方 / スラブ地域 / 中欧概念 |
Research Abstract |
本研究により、次のような知見がえられた。 (1)地域概念は歴史的に変遷しており、多分に人為的、政治的であること。 (2)ロシア帝国とそれを継承したソビエト連邦は特有の地域構造を内在化させていたこと。 (3)地域の自己意識は地域の構造と密接な関係にあったこと。 (4)スラブ・ユーラシア世界の内的組成と立体構造の歴史的解明にとっては「国家」よりも、むしろ「地域」の視点から検討することが重要であること。
|