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LaTexによる古典籍のコード化のためのマクロ作成

Research Project

Project/Area Number 07207108
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

金水 敏  神戸大学, 文学部, 助教授 (70153260)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 月本 雅幸  東京大学, 人文社会系研究科, 助教授 (60143137)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywords古典籍 / 組版 / 印刷 / LaTex / 方便智院聖教目録 / 古訓点資料
Research Abstract

本研究は、LATEXを利用して日本の古典籍をデータ化し、印刷するための、マクロファイルを作成することを目的とする。
本年度は、次のような作業を行った。
縦書きシステムの決定 LETEXはもともと英語の印刷を前提としたシステムであり、漢字を用い、縦書きにするという仕様にはなっていなかった。そこで、いくつかの日本語LETEXが提案されていたが、本研究では、その中でも、PLATEXというシステムがもっとも一般的に普及していると考え、これを採用することとした。
訓点資料用マクロ・ファイルの作成 日本の古典籍の中で、まず古訓点資料の入力を想定し、そのためのコマンドをいくつか作成、マクロ・ファイルKunten. styとしてまとめた。これは、インターネットを通じて、公開している。このKunten. styには、右ルビ、左ルビ、左右ルビ、双行(二行割り注)、三行割り注等の印刷を可能にするコマンドが含まれている。
「方便智院聖教目録」の入力・印刷Kunten. styを用いたケース・スタディとして、高山寺蔵「方便智院聖教目録」を入力、印刷した。この結果は、「平成七年度高山寺典籍文書綜合調査団」に収められている。この印刷にあたっては、Kuten. styの仕様の他に、ミセケチ、合点等の表記の処理や、目録に含まれる書目番号の自動ふり当て等の機能を実現している。
残された問題として、いわゆる「JISにない漢字」の入出力がある。これについては、当面は切り張り・手書き等で切り抜けるしかないが、将来的にはLETEXのもともとのフォントシステムであるメタフォントを用いて、必要な漢字フォントを作ってしまうということが考えられる。ただしそれには膨大な手間がかかるので、他の適切なプロジェクトを立ち上げることが必須である。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 金水敏: "パソコン利用の現状と課題-国語史-" 日本語学. 14-8. 82-89 (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report
  • [Publications] 金水敏: "「方便智院聖教目録」の翻字" 高小寺典籍文書綜合調査団報告論集. 1-37 (1996)

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      1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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