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画像データベースにおける索引法の認知的研究

Research Project

Project/Area Number 07207114
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

上田 修一  慶応義塾大学, 文学部, 教授 (50134218)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 越塚 美加  学術情報センター, 研究開発部, 助手 (70270444)
神門 典子  学術情報センター, 研究開発部, 助手 (80270445)
Project Period (FY) 1995 – 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords画像 / 絵画 / データベース / 索引法 / 情報検索
Research Abstract

美術館をはじめ様々な機関で各種の画像データベースが構築され,また検索システムが開発されている。それらのデータベースや検索システムは,それぞれの個別のニーズを満たすために作られている。美術研究者と一般利用者の間には,絵画に対する様々な種類,レベルの探索要求が存在すると考えられるが,これらのいずれの要求にも応じることのできる汎用的な絵画のデータベースと索引法を研究することを目的としている。
画像に索引語を与える際には,まず(1)画像に付与される索引語数,(2)画像に付与される索引語の共通性,(3)仮の枠組みを与えた場合の効果が問題となる。そこで,85点の画像を準備し,個々の画像に対する索引語付与実験を行った。被験者は,平均して2語から6語の索引語を付与しており,共通性はかなり高く,枠組みの設定は効果があることが明らかになった。索引語数を増やし,付与される索引語の種類を減らし,共通性,一致度を高めるには,索引の手順の中に一定の枠組みを設定することが必要になる。
次に,枠組み設定のために,被験者による索引語付与のプロセスを分析し,画像の認知において,(1)メディアの種類から個々の記述へ,(2)中心から周辺へ,(3)中心から背景へ,(4)全体から細部へ,(5)人間への強い関心,(6)時間的,空間的要素の記述などの共通の傾向がみられた。
一方,西洋絵画の絵画データベースを作成し,作品名,作者名,年代,所蔵館などのほか,個々のの画像に,画像解釈に三つの段階があるとするパノフスキーに基づく二つの索引法と美術シソ-ラスAATを用いた索引法で索引語を付与し,検索実験を行った。その結果,記述の深さをパノフスキーの第一段階から第二段階のレベルとし,対象,特徴,関係の組で捉える方法がよい結果を得た。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 上田修一: "絵画の索引法:段階的絵画解釈を応用した三つの索引法" アート・ドキュメンテーション研究. 4. 3-16 (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report
  • [Publications] 上田修一: "画像認知の枠組みと索引法" 情報処理学会研究報告. CH-28. 55-60 (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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