インターネットにおける学術漢字の符号化に関する研究
Project/Area Number |
07207129
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The National Institute for Japanese Language |
Principal Investigator |
斎藤 秀紀 国立国語研究所, 情報資料研究部・電子計算機システム開発研究室, 室長 (70000429)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 正春 上越教育大学, 教育学部, 助教授 (10165392)
菱沼 透 創価大学, 文学部, 教授 (30015945)
大坪 一夫 東北大学, 文学部, 教授 (20115538)
横山 詔一 国立国語研究所, 情報資料研究部・電子計算機システム開発研究室, 主任研究官 (60182713)
柳沢 好昭 国立国語研究所, 日本語教育センター・日本語教育指導普及部, 推進企画研究官 (80249911)
|
Project Period (FY) |
1995
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
|
Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 1995: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
|
Keywords | 日本語データベース / 新聞記事データベース / 親密度データベース / 計算機用語シソ-ラス / インテリジェントパット / 遠隔地教育 / 日本語教育 / 教材開発 |
Research Abstract |
本変度は、以下の4課題について重点的に研究を進めた。 1.漢字情報と文例情報を結合した日本語データベースの構築 漢字6,349字に44項目の属性情報(読み、画数、部首など)を付加した漢字データベースと新聞記事の本文のデータベース(約200万長単位語相当の文例)をCD-ROMおよびワークステーション上で結合した日本語データベースの構築を行った。このデータベースは、平成8年度から行うオーストラリア・モナシュ大学との遠隔地教育用の教材に使用する。 2.学術漢字の計量心理学的分析 語彙の習得に関する実験を行うことを目的に、漢字の出現頻度や親密度データベース(学習者が当該の資源期にどの程度見慣れているかを示す言語刺激指標)の構築に関する研究を行っい、1993年度版の朝日新聞記事に出現する度数1の漢字を計数し、1966年度版との相関を調べた。また、二つのデータベースの教材としての利用の準備的研究を始めた。 3.学術漢字における日中の学術用語集のデータベース化 中国科学院計算機センター編「英日漢計算機詞彙」(電子工業出版社1993年版)をデータベース化した。また、一部、日本語と中国語の計算機分野で使用されている「語」の意味の相違を分析し、計算機用語のシソ-ラス作成のための準備的研究を行った。そのほか日本語と中国語の漢字を混在させたパソコン表示の方法を研究した。 4.IntellegentPadによるマルチメディア型日本語学習リソース 遠隔地教育では、学生が問題解決の姿勢を自分で解決することが求めれる。学習者の既存の知識や経験を基に、コンピュータ上で学習の体制化に使用できる言語資源の構築を目的に、インテリジェント・パッドを用いた実験を行った。本実験は、オーストラリア・モナシュ大学との間で行う遠隔地教育に使用する日本語教育用のプログラムの基礎となる。
|
Report
(1 results)
Research Products
(3 results)