Project/Area Number |
07215255
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
井口 勉 岡山大学, 工学部, 助教授 (50168473)
|
Project Period (FY) |
1995
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
|
Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
|
Keywords | 電解還元 / 間接電解反応 / メデイエーター / コバロキシム / 反応性電極 / ラジカル環化 / オキシムエーテル / アミノアルコール |
Research Abstract |
ハロオキシムエーテルのラジカル環化反応 ビタミンB_<12>のモデル錯体であるコバロキシムと反応性電極として亜鉛からなる電子伝達系を用いたハロアルカン類の間接電解還元と生成する炭素ラジカルを活性種とする有機合成反応法として、ブロモオキシムエーテル体のラジカル環化を検討した。非分離セル中、MeOH-Et_4NOTs-(Zn)-(Zn)系で、触媒量のコバロキシムの存在下、3Vの定電圧下に電解を行なったところアミノアルコール体が収率よく生成した。反応性電極として亜鉛が優れており、コバロキシムは5-25mol%用いた。本法は、反応操作が簡便で中性条件で進行する。本反応の適応範囲を検討したところ、第一級、第二級、第三級ブロミドから生成する炭素ラジカルが反応した結果に基づく環化体をそれぞれ得た。また、ケトオキシムと同様にアルドキシム体にも適用した。生成体の立体化学はオキシムの構造に影響されないことが分った。
|