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¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Research Abstract |
相対論的原子構造コード:General Purpose Atomic Structure Program 2 (GRASP2)(K,G,Dyall,I.P,Grant,C.T.Johnson,F.A.Parpia,and E.P.Plummer,Comp.Phys.Commun.55 425(1989)を導入調整して次のような計算を行った。 1).Li原子の中空原子状態の解析. Liの3電子励起状態について、GRASP^2に基く計算を行った。一般に、多電子励起状態については、Hartree FockやDrirac Fock型の計算はなじまないと考えられているが、多配置Dirac Fock(あるいは)Hartrei Fock)にすれば、このような点についての困難は一応回避できる。GRASP^2を用いてLiの142〜162eVの領域で198の準位の計算を行いスペクトルデータと比較してみた。Azuma等の実験によるF,Hピークは、(2S3P±2P3P)2P状態であると推察される。 2)NeのK殻中空原子状態の計算 Ne^<9+>をAlキャピラリーを通したときにできる、異常に寿命の長い状態についての理論計算を行った。YAMAZAKI等の観測したNiからの発光は、Ne^<7+>1S2S2P^4P+Ryolbergele.によるものと推察される.
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