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音声対話における自由発話理解の研究

Research Project

Project/Area Number 07221213
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

斎藤 博昭  慶応義塾大学, 理工学部, 助手 (30235064)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords音声言語理解 / 自由発話 / 構文解析 / 音声認識 / 共起関係
Research Abstract

自由発話での倒置や言い足しに代表される語順の自由さを文脈自由文法ですべて書き表すことは容易ではない。この解決策の一段階として、構文的には緩い文法ルールを用いる一方、単語間の共起関係を意味情報として取り扱うことを提案する。単語間の共起関係を統計的に求めるために、文脈自由文法を用いたパ-ザに多くの文例を通し、各ルールにおける語間の関係を求める。
この実験として、基本的な英語の構造をカバーする文法を用いてコーパスの文を解析した。文法の規則数は292、終端記号はBrownコーパスで使用されているもの95(同じ用法で用いられるいくつかの終端記号は統合した)、非終端記号は38である。解析した文はBrownコーパスのC0117というセットで、文の数は1693である。頻度が多いのはやはり人称代名詞、指示代名詞、疑問詞を伴うもので、それほど有用な共起関係とはいえないが、普通名詞を含むものとして、for example、under direction、in mannerといった関係が抽出できている。ここで注意しなければいけないのは、for exampleといっても‘for example'という句が抽出されたということではなく、forという語とexampleという語が〈前置詞-名詞〉という構造関係で出てきているということである。〈動詞-名詞(目的語または補語)-前置詞〉という3要素の構造共起関係で頻度の多いものとして、plays role ofなどが得られた。
このようにして求めた関係は、bigramやtrigramにおいては語間の表層的な関係しか得られないのに対して、構文的なつながりを反映するものとなる。解析時にこの共起関係を意味アクション中で取り扱うことで、エラー対応型LR解析法をより頑健にすることができる。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 堤純也,斎藤博昭 他: "統計情報を用いた自然言語処理" 情報処理学会プログラミングシンポジウム予稿集. 135-142 (1995)

    • Related Report
      1995 Annual Research Report
  • [Publications] 松崎克郎,斎藤博昭 他: "対話音声認識における次発話予測の効果" 電子情報通信学会総合大会予稿集. (1996)

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      1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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