Project/Area Number |
07223204
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大西 直毅 東京大学, 教養学部, 教授 (30016068)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田嶋 直樹 東京大学, 教養学部, 助手 (50212030)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1995: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 質量公式 / 核変形 / 不安定核 / スキルム型相互作用 / HFBCS法 / 正方メッシュ / 対相関 |
Research Abstract |
Skyrme SIII力を用いて、2【greater than or equal】Z【greater than or equal】114の1029個の偶々核の基底状態の諸性質を計算し、そのうちの758個の核種については異形状の励起状態解を見つけ、その結果から原子核の質量、変形、オブレートとプロレート、スキンとハロ-について調べた。計算法は正方メッシュによる波動関数の表現は、さまざま形を持つ解を単一の基底で扱え、ハロ-の記述を可能にした。全エネルギーに関して、メッシュサイズ→0fmへの外挿を施した。a=1fmでのa→0に対する相対誤差は四重極能率で0.4%、全エネルギーで0.6%しかないが、全エネルギーの0.6%は11MeVになる。外挿後の値の誤差は平均0.2MeV程度と見積もられる。対相関チャネルでの連続スペクトル状態との結合は、陽子に関してはクーロン障壁のおかげでHF+BCS法で取り入れることができるが、中性子に関してはHFB法が必要である。対相関相互作用の強度は、BCSで考慮する空間の広さによって変える。安定核と不安定核とでは、この空間の広さが大きく変化する。連続スペクトル近似でΔ=12A^<-1/2>MeVが再現されるようにその強度を決定した。球形・変形遷移領域核では、エネルギーサーフィスが四重極変形方向に大変ソフトで、解の収束が極めて遅い。そこで、四重極場を加えて
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