Project/Area Number |
07235207
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松為 宏幸 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00026098)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三好 明 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (60229903)
手崎 衆 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (50236965)
越 光男 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20133085)
|
Project Period (FY) |
1994 – 1996
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
|
Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
|
Keywords | 燃焼 / 水素 / メタノール / NO / アルデヒド / 平面火炎 / レーザー誘起蛍光法 / 反応解析 |
Research Abstract |
水素・空気燃焼系に小量のメタノールを添加した燃焼系において、レーザー誘起蛍光法によるNO_xの計測および、Chemkin Codeによる詳細化学反応機構を用いた一次元火炎伝播のシミュレーションを対応して行い、反応機構の検討を行った。 実験は1300-1800Kの常圧平面火炎を用い、さらに水素に対して3%までのメタノールを加えて行った。水素空気系に添加されたNOの、レーザー誘起蛍光法によるスペクトル強度分布解析から温度を、またNOの添加量に対する強度の校正を行うことによりNOの濃度を決定した。燃料過濃条件下では添加されたNOの還元速度に若干のメタノール添加効果があることが計算で示されるが、実験精度にかかるほど大きくはない。NO発生量のメタノール添加効果については、量論比・温度変化の効果が見かけのメタノール添加効果として現れる場合があり、正味の反応機構と区別する必要があることも示された。 常圧平面火炎では火炎帯厚さが狭く、計算で得られる分布も実験では検出できないことが多いため、今後減圧平面火炎を実現してさらに詳細な反応機構の検討を進める予定である。
|