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ゼオライト反応場における低級アミンの吸着特性及び分解反応特性

Research Project

Project/Area Number 07242205
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKitami Institute of Technology

Principal Investigator

高橋 信夫  北見工業大学, 工学部, 教授 (20108187)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 多田 旭男  北見工業大学, 工学部, 教授 (60001327)
Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywords遷移金属担持触媒 / ゼオライト触媒 / アンモニア吸着 / アミン分解反応
Research Abstract

種々遷移金属担持Y型ゼオライト触媒のアンモニア及び低級アミンに対する吸着特性ならびに分解反応特性を調べ、それらとエチレンとアンモニアからのニトリル生成挙動との関係を明らかにすることにより、ゼオライトの有する特殊反応場としての一面を理解することを試みた。エチレンとアンモニアの反応ではZn/Y-ゼオライトおよびCd/Y-ゼオライトがアセトニトリルの生成に対して高い活性と選択性を示す。また、Rh/Y-ゼイライトは、プロピオニトリルの生成に対して高い活性と選択性を示す。そして、Ni/Y-ゼオライトは、二種のニトリルを与える。これら4種のゼオライト触媒についてアンモニア、エチルアミンの吸着特性およびエチルアミンの分解反応特性について調べた。得られた結果は下記の通りである。
1.室温におけるアンモニア吸着では、遷移金属の担持により吸着量が増加するのに対し、エチルアミン吸着では遷移金属担持の影響は特に認められなかった。
2.エチルアミンの分解によるアセニトリルの生成に対し、Rh/Y-ゼオライトが高い活性を示した。その際、プロピオニトリルの生成は認められなかった。
3.エチレンとアンモニアの反応において、高い活性と選択性でアセトニトリルを与えるZn/Y-ゼオライトおよびCd/Y-ゼオライトの場合、エチルアミンの分解において、アセトニトリルの生成は認められなかった。Ni/Y-ゼオライトにおいても、アセトニトリルの生成はわずかであった。
4.Zn/Y-ゼオライトおよびCd/Y-ゼオライトに関して、吸着ピリジンのIRスペクトルから見積もった酸量と活性との間には特に強い相関は認められなかった。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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