DNA合成と損傷をモニターするチェックポイント機構
Project/Area Number |
07255202
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
村上 浩士 東京大学, 医学部(医), 助手 (80262020)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡山 博人 東京大学, 医学部, 教授 (40111950)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 細胞周期 / チェックポイント / DNA複数酵素 / cds1^+ / cds2^+ |
Research Abstract |
チェックポイント機構とは細胞周期を順序正しく進行することを保証する機構である。たとえば、真核生物にはDNA合成が完了するまでM期に進ませないという機構が存在している。また、DNAに損傷がおこると、損傷を修復するまで細胞周期を停止させるという機構も存在する。 分裂酵母では、細胞周期を進行するのに必須な遺伝子と、細胞周期を順序正しく保つのに必須な遺伝子(チェックポイント遺伝子)が存在することが知られている。しかし、どのようにDNAが合成しているのかを検知し、そのシグナルがどのように細胞分裂を制御しているcdc2キナーゼに伝達しているのかは全くわかっていない。 我々はDNAポリメラーゼαの温度感受性変異株を樹立し、これがチェックポイント機構に関与していることを明らかにした。次に、この株を宿主として新しいプロテインキナーゼ(cds1^+)をクローニングした。いろいろな解析の結果CdslキナーゼはDNAポリメラーゼαと結合し、DNA合成をモニターし、そのシグナルをcdc2キナーゼに伝達する機能を持つと結論した。 この研究よりDNA複製装置とチェックポイント遺伝子のつながりがはじめて明らかになった。また、cds1^+は非常に特異的に機能することが明らかになり、新しいチェックポイント遺伝子であることが解明された。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)