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配偶子間の接着における糖鎖の役割

Research Project

Project/Area Number 07259220
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Institution国立予防衛生研究所

Principal Investigator

内貴 正治  国立予防衛生研究所, 獣医科学部, 部長 (10020752)

Project Period (FY) 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywordsオビダクチン / ハムスター受精 / ハムスター卵透明帯 / ハムスター精子 / エンドガラクトシダーゼ
Research Abstract

オビダクチンの精子に対する結合能は蛍光染色法により確認された。精子をビオチン化したオビダクチンおよびFITCアビジンを用いて反応させたところacrosome capに特異的蛍光が観察されたが、先体反応を起こした精子とは反応しなかったため、オビダクチン結合性分子は精子の先体上に存在すると推定された。Scatchard analysisにより精子とオビダクチンの結合定数は、精子数10^7個の時2.26nMであり総結合分子数は34.2fmoleであった。一方、卵透明帯とオビダクチンの結合では、Scachard plotでは直線性を与えずHill plotで直線性であったため透明帯との結合にはallostericな影響があると推察された。透明帯をendo- -galactosidaseで処理するとオビダクチンとの結合性が消失した。酵素処理前および後の透明帯の形態を走査電顕で調べたところ、大きな形態上の変化は観察されなかったので、透明帯上の糖鎖がオビダクチンとの結合に関与していると推定された。単糖のオビダクチンとの結合に対する影響を調べたところ、200mMグルコース、ガラクトース、N-アセチルグルコサミン、および100mMシアル酸では結合への影響は見られなかったが、200mMのN-アセチルガラクトサミンでは結合が約250%へと増加した。この結合増加の機序はまだ不明であるが、オビダクチンと透明帯の反応に糖鎖が関与することを示唆していると考えられた。

Report

(1 results)
  • 1995 Annual Research Report

URL: 

Published: 1995-04-01   Modified: 2016-04-21  

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