標的遺伝子組換えによるメロシンM鎖の発現と機能の異常に関する研究
Project/Area Number |
07260218
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | National Center of Neurology and Psychiatry |
Principal Investigator |
荒畑 喜一 国立精神・神経センター, 神経研究所・疾病研究第一部, 部長 (30053325)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林由 紀子 国立精神, 神経センター神経研究所・疾病研究第一部, 研究員
塚原 俊文 国立精神, 神経センター神経研究所・疾病研究第一部, 研究員 (60207339)
武田 伸一 国立精神, 神経センター・神経研究所・疾病研究第一部, 室長 (90171644)
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Project Period (FY) |
1995 – 1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 標的遺伝子組換え / メロシンM鎖 / 先天性筋ジストロフィー |
Research Abstract |
本研究では、先天性筋ジストロフィー(CMD)における筋と中枢神経異常の解析を進めるために、標的遺伝子組換えによってメロシンM鎖ラミニン・サブユニット欠失マウスの作製を行い、発生過程のマウスにおけるメロシンM鎖の発現機構について検討した。メロシンM鎖は福山型筋ジストロフィー(FCMD)の病態機序を解明する上でもまた極めて、重要なカギを握っているものと思われる。具体的には、(1)マウス脳組織由来のcDNAライブラリーよりメロシンM鎖にホモロジーを有するクローンをスクリーニングし、筋型と脳型のメロシンM鎖との異同をみた。(2)メロシンM鎖は正常なマウスの大脳皮質、小脳皮質の層構築に必要であるのか、ラミニンM鎖の発現の低下が、CMDの筋と中枢神経の異常の主たる発生機序であろうか?この問にダイレクトに答えるためにメロシンM鎖欠失マウスの作製をっている。現在、ターゲティングベクターをES細胞に導入して、相同組換えを起こした細胞を選択し、その細胞を仮親の子宮に移植することによりキメラマウスを得ている。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)